2026年9月23日 · スタジオより
プリントと暮らす:光、額装、手入れ
コットン紙に顔料で刷られたプリントは、何世代にもわたって持つように作られています。実際にそうなるかどうかは、多くの場合、届いてからの扱いで決まります。
開封
プリントは、平らなまま、あるいは丸めた状態で、硬い梱包材に入れてお届けします。清潔で乾いた机の上で開けてください。用紙は縁を持って扱い、できれば清潔で乾いた手か、綿の手袋をお使いください。画像の部分についた指紋は、後になって跡として現れることがあります。丸めた状態で届いた場合は、画像を上にして平らな場所に置き、四隅に軽く清潔な重しをのせて一日なじませてください。アイロンをかけたり、折り曲げたりはしないでください。
万一破損して届いた場合は、何よりも先に梱包材と用紙を撮影し、お届けから一週間以内にご連絡ください。代替品をお送りします。詳しくは配送と返品をご覧ください。
光
あらゆるプリントを老いさせる唯一のものが、光です。直射日光は、最も明るい室内の照明の何倍も強いため、当たらない場所に飾ってください。直射日光が当たらない壁、あるいは夕方にわずかに当たる程度の壁が理想です。紫外線を遮るガラスやアクリルは確かな効果があり、額装を依頼する際にぜひ相談する価値があります。
額装
プリントには、酸性のものが触れないように額装してください。中性のマットや台紙、中性の裏板、そしてガラス面とプリントの表面とのあいだに小さな空間を設けること。これらのプリントの下部にある広い余白は、署名とエディション番号のためのものです。それが見えるように窓を開けたマットが、伝統的な仕立てです。
スタジオでは、ご依頼に応じて黒・グレー・白のアルミフレームで額装いたします。作品名とサイズを添えて info@ikkimitsuhashi.com までご連絡ください。
飾る場所
浴室や台所、暖房器具の上の壁は避けてください。湿度と温度の急な変化は、安定した環境よりも紙にとって厳しいものです。直射日光の当たらない居間、廊下、寝室の壁が理想です。写真の中心がおよそ目の高さ、床から145〜155 cmほどに来るように掛けてください。
手入れ
額は、乾いた柔らかい布で、ガラスではなく額の方のほこりを払ってください。ガラス面を拭く必要があるときは、ガラスではなく布に洗浄液を吹き付け、液が額の中に流れ込まないようにしてください。作品証明書は、額の中ではなく、大切な書類と一緒に保管してください。
プリントが何でできているかはアーカイバル顔料プリントとは何かで、作品選びは作品一覧からどうぞ。